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校長談話Principal Statement

「看護のための認識論」

 今年度から新カリキュラムの運用が始まり、私は「看護のための認識論」という新しい科目を担当することになりました。
 看護師は“相手の立場に立つ”、つまり「私がこの患者さんだったら・・・」と目の前にいる人に思いを寄せ、今どんな気持ちでいるのかを感じとり、関わっていくことが必要とされています。どのように考えれば、相手の思い(認識)に近づくことができるのか、そして人の認識に働きかけるには、どんな観察や判断をし、どのように表現したらよいのかを学ぶ科目です。
 まず始めに、同じものを見たり聞いたりしても、感じること、思うことは人それぞれであること、つまり自分の認識と相手の認識が違うことに気づくゲームをしました。学生たちの反応は「へえ~そう思ったんだ!」と互いの認識の違い(自分が“普通”と思っていたことがそうではないこと)に驚いているようでした。
 そして先日は「表象(イメージ)のチカラをつけよう」をテーマに、自分の考えや思いを表現する力をつけるために、ことわざづくりに挑戦しました。お題は「公立西知多看護専門学校に入学してから感じたこと、学んだことを伝えよう」です。提出されたことわざに目を通しましたが、たくさんの力作がありました。
 次回は、作成したことわざを一覧にして、「いいね!」投票をする予定です。(そのため作品の発表は、今は控えさせていただきますね)
 実は私自身、この科目をどのように学生に伝え、教えていくのかを悩みながら準備をしています。しかし授業では、学生たちの発想豊かな反応があり、自分自身も一緒に楽しみながら学んでいます。これから徐々に「相手の認識に近づく力」について学びを深めていきます。学生とともに“相手の立場に立つ”とはどんなことなのか、一緒に考えていきたいと思います。


              令和4年10月 公立西知多看護専門学校
                      校長 鰐部 貴久美