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校長談話Principal Statement

ベッドメイキング

 先日、1年生にとって看護技術の第一歩である「ベッドメイキング」の技術試験が行われました。病床環境を整える授業の中で、患者様が快適に療養生活を送れるようベッドのマットレスにフラットシーツをかける技術です。一見簡単そうに感じますが、しわがなく、そして患者様がベッドに横になっても崩れにくいようにシーツをかけるには、シーツを引っ張る力加減、シーツの端をマットレスの下へ敷き込む方法など、ちょっとしたコツがあります。
 また、中腰で行う作業になるため、ボディメカニクスを活用することで、自分自身の負担を軽減させることも大切です。どれくらいの力加減で、どちらの方向にシーツを引っ張るのかを考えながら、何度も繰り返し練習をすることで、しわのない崩れにくいベッドができるようになるため、学生自身も努力の成果を目に見える形で感じることができます。
 今年も技術試験前には、多くの1年生が授業後や土曜日に登校して、一生懸命練習していました。偶然、来校していた卒業生から初対面にもかかわらず“コツ”を伝授された幸運な学生もいました。
 技術試験では、みんな真剣に取り組み、努力の成果の表れであるシーツがピーンと張られた寝心地のよさそうなベッドができあがっていました。残念な結果になった学生もいましたが、あと一息練習すれば合格できそうです。(私も学生当時、ボディメカニクスがうまく使えず、ベッドメイキングの技術試験は不合格でした。それが10年後には、教員として授業を担当してコツを伝授する立場になっていたのだから…)
 ベッドメイキングを通して、 “なぜそうするのか”という根拠を考えるとともに、繰り返し練習することが看護技術を習得する上で大切であることを学び、今後のさらなる看護技術の習得へとつなげていって欲しいと思います。


              令和4年6月 公立西知多看護専門学校
                      校長 鰐部 貴久美